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婦人科

2017/01/11

婦人科

産婦人科は婦人科腫瘍、産科周産期医療、生殖医療とその他疾患に専門が更に分かれて来ています。婦人科は婦人科腫瘍とその他疾患を取り扱います。
婦人科は他の産科、生殖医療科の医師も兼任しています。

専門医、認定医、指導医

林 和俊(総合周産期母子医療センター長兼産科長)
 産婦人科専門医(日本産科婦人科学会)
 産婦人科指導医(日本産科婦人科学会)
 母体胎児暫定指導医(日本周産期新生児医学会)
 周産期(母体・胎児)専門医(日本周産期新生児医学会)
 新生児蘇生法「専門」インストラクター(日本周産期新生児医学会)
 母体保護法指定医
 女性ヘルスケア暫定指導医(日本女性医学会)

南 晋(母性診療部長)
 産婦人科専門医(日本産科婦人科学会)
 産婦人科指導医(日本産科婦人科学会)
 母体保護法指定医
 生殖医療専門医(日本生殖医学会)

小松淳子(生殖医療科長)
 産婦人科専門医(日本産科婦人科学会)
 新生児蘇生法「専門」インストラクター(日本周産期新生児医学会)
 母体保護法指定医

山本寄人(婦人科長)
 産婦人科専門医(日本産科婦人科学会)
 産婦人科指導医(日本産科婦人科学会)
 母体保護法指定医
 日本がん治療認定医
 がん検診認定医(日本がん検診診断学会)
 新生児蘇生法「専門」インストラクター(日本周産期新生児医学会)

永井立平(産科医長)
 産婦人科専門医(日本産科婦人科学会)
 妊娠初期スクリーニング認定医(Fetal Medical Foundation)
 新生児蘇生法「専門」インストラクター(日本周産期新生児医学会)
 周産期(母体・胎児)専門医(日本周産期新生児医学会)
 母体保護法指定医
 超音波専門医(日本超音波医学会)

國見祐輔(婦人科副医長)
 産婦人科専門医(日本産科婦人科学会)
 日本がん治療認定医

上野晃子(産科副医長)
 産婦人科専門医(日本産科婦人科学会)
 母体保護法指定医
 妊娠初期スクリーニング認定医(Fetal Medical Foundation:NT計測)
 思春期保健相談士(日本家族計画協会認定)

脇川晃子(産科副医長)
 産婦人科専門医(日本産科婦人科学会)

山本槙平(産科腹医長)
 産婦人科専門医(日本産科婦人科学会)
 女性のヘルスケアアドバイザー

 婦人科外来

婦人科外来は2階にあり、婦人科良性腫瘍、悪性(癌)腫瘍、性器脱、子宮内膜症、骨盤内感染症、月経不順、更年期障害などの疾患を取り扱っています。
婦人科、生殖医療科が同じ外来診察室を使用しており、生殖医療科として水曜日に小松医師、火曜日に南医師が外来を担当しています。
各医師の外来担当日は外来予定表でご確認ください。

婦人科予防接種外来

平成22年2月24日から子宮頸がん予防のワクチン接種を行っています。
事前予約制で、毎週水曜日の13時から15時まで行います。
対象となるのは10歳以上の女性で、ワクチンは3回の接種(初回、1か月後、6か月後)が必要です。
ワクチン接種の費用は、初診か再診か、事前に検査を行なうかどうかで変わりますが、自費扱いで3回の合計金額が概ね42,000円〜50,000円くらいとなります。予約については、20番外来診療受付で受け付けています。
お電話の場合は、(代)088-837-3000へおかけいただき、子宮頸がんのワクチン接種の予約である旨をお申し出ください。

婦人科病棟

5階A病棟に主入院病室があります。

婦人科腫瘍

(1)腹腔鏡下手術

 

腹腔鏡手術

子宮鏡下手術

2014年

104

17

2015年

113

24

腫瘍には良性腫瘍と悪性腫瘍があります。婦人科では主に良性腫瘍(卵巣腫瘍や子宮筋腫など)に対して行われています。子宮内膜癌に対して腹腔鏡下手術が行われるようになってきておりますが、当院では行っておりません。腹腔鏡手術は表面の創の小ささ以上に、接近した視点でかつ顕微鏡的な拡大された映像で行う手術であることが大きな利点です。微細血管などの局所組織構築を確認しながら手術が行えるため、切除境界が詳細に検討でき、かつ出血の少ない方法です。
また、創部も小さいため美容的にも優れ、入院日数が短縮され社会復帰も開腹術と比べて早くできます。通常の腹腔鏡手術では臍と下腹部に複数のポートを挿入して行う多孔式手術でしたが、近年では臍のみのポート挿入で行う単孔式腹腔鏡手術も症例によって行っております。

(2)骨盤臓器脱手術(POP手術)

子宮脱や膀胱脱などの骨盤臓器脱に対して膣式に子宮を摘出後、膣外陰部を形成する術式(従来法)と子宮を温存し子宮を持ち上げ位置を矯正するTVM(Tension-free   vaginal mesh) 法を行っておりましたが、最近ではTVM法に替わりLCS(腹腔鏡下膣仙骨固定術)を取り入れております。
腹腔鏡下に子宮頚部をつり上げ固定する方法は従来法に比べて再発が少ないと言われています。比較的若く肥満がなく性交渉がある方が適応です。
婦人科診察が必要ですので外来受診をお願い致します。

(3)子宮内膜アブレーション(過多月経に対する手術)

過多月経に対する治療として子宮内膜を焼灼するマイクロ波子宮内膜焼灼術が平成24年度より保険認可されました。当院でも平成25年度より導入し治療を開始しております。挙児希望のない過多月経の症状がある方が対象です。過多月経でお困りになられている方は一度ご相談下さい。
また、子宮内避妊システム(IUS:ミレーナ®)が過多月経に対して保険が認可されました。外来で子宮内に挿入でき、最長5年間留置できます。


良性腫瘍の手術

手術の治療計画表(クリニカルパス)に基づいて入院日数が決まっています。 

  入院時期 手術日 手術後入院期間 合計入院期間
良性腹腔鏡手術(子宮全摘出術、卵巣嚢腫、筋腫核出など) 手術前日 手術 4日 6日
良性開腹手術(卵巣嚢腫、筋腫核出など) 手術前日 手術 5日 7日
良性開腹手術(子宮全摘出術など) 手術前日 手術 6日 8日
子宮膣部円錐切除術・子宮膣部蒸散術 手術前日 手術 1日 3日
子宮鏡下手術(子宮内膜ポリープ、粘膜下筋腫) 手術前日 手術 1日 3日

悪性腫瘍の治療

 悪性腫瘍の取扱いには、診察、CT . MRI、PET検査等の読影、骨盤の解剖、手術手技、細胞診、組織診、抗がん剤化学療法、放射線治療、遺伝子、臨床試験、統計について十分な知識あるいは技術が必要とされますので、日々それらを高める努力を行っています。
 婦人科腫瘍(良性、悪性)の治療として手術を行う場合、手術の質が手術後の生活の質や予後を左右するため、医療の進歩に対応して婦人科手術手技を高いレベルに保ち続けるようにしています。
 高知医療センター婦人科としては、前病院時代の1996年より悪性腫瘍治療データが集積され、データベースが構築されています。
データベースは、5年、10年生存率を計算するのみではなく、各疾病のいろいろな項目(リスクファクター)を調べることにより、今後の治療法の進歩に役立つと考えられます。
 現在、子宮頸癌、子宮体癌、卵巣癌では日本婦人科腫瘍学会が作成した治療ガイドラインがあります。これらはevidenceに基づいた医療と治療の均霑化に大きく貢献するものと思われます。


婦人科腫瘍専門医:日本婦人科腫瘍学会ホームページ

がん治療認定医:日本がん治療認定医機構ホームページ

がん薬物療法専門医:日本臨床腫瘍学会ホームページ

現在行っている婦人科悪性腫瘍の手術術式

(1)子宮頸癌


子宮頸癌臨床進行期

Ib1期:広汎性子宮摘出術 + 骨盤リンパ節郭清術
Ib2期(健常筋層5mm以上)〜 IIa期:広汎性子宮摘出術 + 骨盤リンパ節郭清術 + 傍大動脈リンパ節郭清術 (下腸管膜動脈のレベルまで)
Ib2期(健常筋層5mm未満)、IIb期以上:放射線化学療法
広汎性子宮摘出術は原則として骨盤神経温存手術を施行しています。
骨盤神経温存手術: 基靭帯( 深子宮静脈 )は骨盤神経叢の上に乗るように接しているため、基靭帯を子宮方向へ挙上させながら骨盤神経叢と分離し骨盤神経叢子宮枝のみを切断することにより基靭帯の摘出長を保ったまま膀胱への神経の損傷を最小限にします。また膀胱子宮靭帯後層の血管である中膀胱静脈などをそれぞれ露出、結紮切断することにより、そのすぐ背側にある骨盤神経叢膀胱枝を直視下に確認しながら傍膣組織を切断する術式です。このことにより手術後の排尿障害を少なくします。
放射線化学療法は抗がん剤を併用しながら放射線治療を行う方法です。放射線治療はお腹の上から照射する外照射と子宮の内から照射する腔内照射を行っております(腔内照射は主に高知大学放射線科で施行)。放射線治療レベルの向上とともに副作用が軽減されてきたため適応症例が拡大してきており、以前では手術療法が選択されていた症例でも放射線化学療法が選択されることがあります。

(2)子宮体癌(新分類)

子宮体癌臨床進行期

Ia期:(準広汎性)子宮摘出術 + 両側付属器摘出術 + 骨盤リンパ節郭清術
Ib期 :(準広汎性)子宮摘出術 + 両側付属器摘出術 + 骨盤リンパ節郭清術+ 傍大動脈リンパ節郭清術 ( 左腎静脈のレベルまで )
子宮体癌は手術と抗がん剤治療が行われています。手術後の病理組織結果によって抗がん剤治療が必要になることがあります。

(3)卵巣癌

卵巣癌の手術術式

両側付属器(卵巣,卵管)摘出術 + 子宮摘出術 + 大網切除術 + 傍大動脈リンパ節郭清術 ( 左腎静脈のレベルまで ) + 骨盤リンパ節郭清術
卵巣癌は手術と抗がん剤治療が主な治療法になります。

研究、学会活動

1.日本産科婦人科学会へ悪性腫瘍(癌)の治療成績を登録しています。
国内および国際学会での発表、国内雑誌、国際雑誌へ論文の投稿を行っています。 

 

2.JGOG ( 婦人科悪性腫瘍化学療法研究機構 以下参照)の認定施設として、他施設と共同臨床試験 ( 海外を含む) を行っています。臨床試験は臨床試験審査委員会IRB ( Institutional Review Board ) に臨床試験計画書を提出し承認を受け行っています。

治療実績

婦人科悪性腫瘍治療数(初回治療症例のみ)

 

2012年度

2013年度

2014年度

2015年度

子宮頚癌

(()は円錐切除術数)

33(23)

10(4)

20(12)

11(18)

子宮体癌

21

22

21

13

卵巣癌・卵管癌

腹膜癌

(境界悪性腫瘍を含む)

22

17

16

32

外陰癌

0

0

0

0





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