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循環器内科

2017/01/18

1.循環器内科の概要

当科は、成人の心臓疾患、血管疾患等のカテーテル治療を含む内科的な診療を受け持っており、現在、心血管インターベンション治療専門医、不整脈専門医、心エコー専門医、リハビリテーション専門医を含む7名のスタッフ、2名の後期研修医の総勢9名で日常循環器診療に当たっています。循環器疾患は、「急性心筋梗塞」や「急性大動脈解離」に代表されるように重篤な救急疾患が多く、その治療には何よりも迅速性が要求されます。当センターは、県の「急性心筋梗塞治療センター」構想の中核施設でもあり、県下で唯一1年・365日・24時間、循環器医師が常駐しています。『紹介患者さんは絶対に断らない』をモットーに常に迅速な循環器専門医による循環器医療を提供します。

2.循環器内科医師(2017年1月現在)

山本 克人 循環器病センター長
細木 信吾 循環器内科長
西本 美香 兼画像診断科長
尾原 義和 医長
宮地 剛 医長
古川 敦子 医長
福岡 陽子 副医長
吉村 由紀 主査
高木 航 主査
西本 隆史 主査
飛田 論志 主査

3.外来予定表

4.循環器内科の対象疾患

以下にあげる循環器疾患すべてを対象としています。

  1. 狭心症、心筋梗塞症(急性期、慢性期を問わず)などの虚血性心疾患
  2. 心臓弁膜症(大動脈弁狭窄症、僧帽弁閉鎖不全症等)
  3. 成人の先天性心疾患
  4. 心筋疾患(肥大型心筋症、拡張型心筋症など)
  5. 心膜疾患 (収縮性心膜炎など)
  6. 心不全(上記疾患によっておこる心臓の弱った状態)
  7. 不整脈 (上室性・心室性頻脈、徐脈、失神など)
  8. 高血圧
  9. 急性大動脈解離、大動脈瘤などの大動脈疾患
  10. 閉塞性動脈硬化症、腎動脈狭窄等の末梢動脈疾患
  11. 肺塞栓症
  12. 下肢深部静脈血栓症等の静脈疾患

5.循環器内科の特徴

当センターは、高知県の「急性心筋梗塞治療センター」構想の中核施設としても位置づけられています。かかりつけ医の先生との直接的連絡ツールである循環器ダイレクト電話も運用し、24時間いつでも迅速に紹介患者を受け入れ、心臓カテーテル検査・治療を含む緊急対応ができる体制をとっています。
心臓カテーテル検査・治療については、56インチモニター付きフィリップス社製フラットパネルバイプレーン血管造影機器を駆使し、毎年約1000〜1300例の冠動脈造影検査、冠動脈インターベンション(PCI:ステント留置術、バルーン血管形成術、ロータブレータ等)を行っています。日々進化する高度なカテーテル治療を、急性心筋梗塞や不安定狭心症等の急性期疾患、慢性完全閉塞病変を含めた慢性冠疾患に実践しています。しかし、PCIを行う前に、最適な内服治療が行われ、さらにPCIが本当に必要なのかをしっかりと見極める必要があります。当科では、心エコー、心臓CT、心筋シンチといった非侵襲的検査にも力を入れ、心血管インターベンション治療専門医によりPCIの適応を見極めます。また、血管内超音波(IVUS)、心筋血流予備量比(FFR)、光干渉断層法(OCT)といった新しいモダリティーを駆使して患者に最も適したカテーテル治療を提供します。また、2015年1月からは大動脈弁狭窄症に対する経皮的大動脈弁置換術という最新の治療法を導入しており、他科のスタッフとも協力し実施しています(詳細はこちら)。
不整脈疾患に関しては、電気生理学的検査、カテーテル心筋焼灼術を四国で最も早くから実施してている施設の一つです。ペースメーカー治療は徐脈性不整脈のみでなく、植込み型除細動器(ICD)による致死的不整脈治療や、両心室ペーシング(心臓再同期療法)による心不全治療も積極的に行っています。
さらに、急性期を脱した患者に対する心臓リハビリテーションの重要性にも注目し、心臓リハビリテーション専門医を中心に積極的に取り組んでいます。
また、自治体病院として、高知県全体の循環器地域医療をリードしていくために、病診・病病連携を推し進めています。2012年8月より、安芸郡医師会とタイアップし、『こうち東部循環器アライアンス』という地域の先生方との定期的なカンファレンスを行っています。幅広い循環器診療知識を共有しながらお互いの顔が見える強力な病診・病病連携を通して、地域の患者さんに対して、循環器疾患予防を実践し、診療に困った場合や専門治療が必要な場合はいつでも遠慮なく紹介でき、当科での専門治療後は地域に速やかに帰ることができるシステムを目指しています。
また、当科では一般の皆さんに対する循環器疾患啓蒙活動の一環として、『あおぞら講演会』を開催しています。これは、非営利団体からの要請によって循環器専門医が地域に出向き、無料の講演会を開催するものです。詳しくは高知医療センター広報係までご一報ください。
当科は、優秀な心臓血管外科チームやコメディカルスタッフとともに、循環器内科・外科の壁を越えた高度な最先端循環器治療を実践し、病診連携を通して地域完結型の高度医療を実現していきます。「全ては患者さまのために」を基本理念に、これからも高知県民の命の「最後の砦」の自覚の元、循環器疾患の撲滅を目指します。

6.診療圏

高知県全域が診療圏です。急性期循環器疾患は重篤な疾患が多く、治療には何よりも迅速性が要求されます。しかし、本県は東西に長い地理的特徴を持っているため迅速性という意味で大きなハンディキャップを負っています。この地形的なハンディを克服するため、救命救急科とのタイアップのもとH23年より導入されたドクターヘリを活用し、広く迅速に救急患者を受け入れています。

7.循環器内科の検査、治療実績

  2008 2009 2010 2011 2012 2013 2014
冠動脈造影 826 808 768 877 1026 1177 1236
PCI 318 300 313 308 382 404 409
カテーテルアブレーション 69 57 39 43 48 43 32
恒久的ペースメーカ 73 81 60 70 78 96 95
植え込み型除細動器 12 16 9 15 2 13 10
除細動機能付き両心室ペーシング 11 8 4 4 1 3 1
両心室ペーシング 3 2 2 2 1 1 5

8.循環器内科外来への紹介方法

救急以外の方の紹介は、外来予定表でご確認の上、各担当医宛にご紹介下さい。
当センターの地域医療連携室にご連絡頂ければ、予約が可能です。

9.循環器内科専門外来

循環器科では通常の外来以外に下記の専門外来を行っています。

  1. ペースメーカー外来
    ペースメーカー・植込み型除細動器(ICD)を植え込んでいる方の機器の検診を定期的に行っています。
    (注)ペースメーカー・ICDの植え込みの適応を決めるための外来ではありません。
    適応についての判断が必要な場合は、午前中の外来または不整脈外来にご紹介下さい。
  2. 不整脈外来
    致死的不整脈・頻拍発作の治療方針の決定、ペースメーカー、ICDの植え込みの適応を判断するための外来です。

(文責 細木 信吾)



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