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病院長のあいさつ

2016/05/02

高知医療センター病院長吉川 清志

病院長に就任して1年が経過しましたので、この1年間を振り返り新たな気持ちで平成28年度を踏み出したいと思います。
昨年5月31日に、尾崎高知県知事、岡崎高知市長ほか多数の方々のご臨席を賜り、高知医療センター10周年記念式典を行いました。その時植樹した3本の梅の木に紅、桃、白の花が咲き、ボランティアが植樹した花海棠は今花をつけ始めています。ハード面ではCCU4床の整備が完了し、平成29年度にオープンするがんセンターを起工しました。経営面では、収入の伸びに比し材料費や経費の伸びが大きく、収支の悪化がみられたため新たな経営計画を策定し、診療部門と管理部門が協議・協力して、改善への取り組みを強化していくことにしました。
平成28年度は91名の新入職員を迎え、辞令交付式で一堂に会した彼らを見て大変心強く思いました。医師・看護師・薬剤師など多職種の若人に、基本と個性共に大切にした一人ひとりの成長が、当院の理念である「医療の主人公は患者さん」を実現し、当院ひいては高知県の医療の充実発展に寄与すると伝えました。若い力と言えば、当院では毎年職員に40人前後の赤ちゃんが誕生します。産休育休は病院としては苦しいところもありますが、2014年の高知県の出生数が5,015人ですから、高知県の少子化対策に貢献していると胸を張っています。院内保育所や短時間勤務等でお母さんお父さんになった職員を応援し、守り育てる責任と育児の楽しさ・大変さと周りの人への感謝を知った職員の一味違った働きに期待しています。
団塊の世代が75歳以上となる2025年に向けて、地域医療構想・地域包括ケアシステムなど役割分担と連携による地域完結型医療が求められています。当院は高度急性期・急性期医療を担い、紹介患者や救急患者に速やかに応需し適切に診療した後、地域の医療機関に逆紹介させて頂き共診をお願いします。これを円滑に進めるためには、患者さんにも地域完結型医療を理解していただく必要があります。高知県は慢性期病床が全国一多い、回復期病床が少ない、在宅での介護力が乏しい、県民一人当たり所得が低いなど多くの問題を抱えています。医療機関・介護施設・行政・県民が、オール高知で知恵を絞り協力しなければ解決しない大きな問題です。
当院の基本目標は、1「医療の質の向上」、2「患者サービスの向上」、3「病院経営の効率化」です。今年度は、1については2016年度DPC病院II群の中で機能評価係数IIが上位にランクされたこともあり、上述の診療方針をさらに推進します。2については、患者さんの尊厳を守り優しさと厳しさを兼ね備えたチーム医療を継続します。3は難題ですが、良質で高度な医療を幅広く行う病院に対する診療報酬の追い風部分を経営に活かしてゆきます。
高知医療センター職員は、関係諸機関の皆様、患者さんと協働し、高知県の医療において求められている役割をしっかりと果たして参りますので、ご協力を賜りますようお願いします。

平成28年4月
高知医療センター病院長
吉川 清志



高知医療センターで診療されている患者さんへ


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