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当循環器センターの特徴

2015/03/20

当循環器センターの特徴

 当センターでは、(1)チームによる最適な循環器医療の提供、(2)迅速で高度な循環器救急医療の提供、(3)体に優しく安全な循環器疾患治療の提供、(4)高度最先端医療の提供、を主な特徴として日々の循環器疾患治療に取り組んでいます。

(1)チームによる最適な循環器医療の提供

 全身臓器に血液を供給している「循環器」の疾患は、当然ながら全身の各臓器と密接な関係をもっており一部の障害が全体の機能に大きく影響します。また、循環器学の進歩に伴い循環器疾患は実に多様性にとんでおり、単純に内科的治療や外科的治療のみではわりきれない病気が多い事がわかってきています。
 私どもの循環器センターでは、この多種多様な循環器の病気を一つ一つきめ細かく適切に治療する目的で、循環器内科・外科(心臓血管外科)、看護師、薬剤師、管理栄養士、臨床工学士、理学療法士が一つのチームとして一人一人の患者さまに最適の医療を提供いたします。
 また、循環器疾患の急性期・初期治療が完結した後は、「心臓血管リハビリテーションチーム」により社会復帰のための科学的な運動処方箋・リハビリテーションが提供されます。
 当センターにおいては、急性期治療からリハビリ・社会復帰までの全行程に対してチームによる責任を持った完成度の高い循環器治療を提供しています。

(2)迅速で高度な循環器救急医療の提供

 循環器疾患は、「急性心筋梗塞」に代表される急性期の救急病態が多く、その治療においては迅速性が最も要求されます。一方で、本県は東西に長い地理的特徴を持ち、交通網が未発達であるため循環器急性期医療には大きなハンディキャップを負っています。
 当循環器センターは、県下で唯一1年・365日・24時間、循環器専門医が常駐し、救急患者の受け入れ直後より専門医による循環器疾患救急治療が提供できるシステムをとっております。
 救命センター・各部署との密な連携の基に、ヘリ及び救急車搬送の機動力を効率的に生かしながら、日々の循環器救急医療にあたっています。当院に搬送された循環器救急患者は先ずこの循環器専門医の診断と治療を受け、心臓カテーテル治療限界症例は時を移さず速やかに心臓血管外科チームによる手術治療に移行できるシステムが構築されています。
 当施設に搬送された循環器救急患者は、受け入れ直後の診断からカテーテル治療及び最終的外科手術治療まで、循環器専門医による切れ目ない迅速な専門治療を受ける事ができます。
 当循環器センターは、県の「急性心筋梗塞治療センター」構想の中核施設として、迅速で高度な循環器救急医療を日々の臨床現場で実現しています。


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(3)体に優しく安全な循環器疾患治療の提供

 循環器疾患の治療は命に直結するため、常に安全性が求められます。
 開設以来、当循環器センターは、常に「体に優しく安全性の高い循環器治療」を追求してまいりました。
 1ミリ程度の細い管を血管内に挿入するだけで治療ができる心臓・血管内カテーテル治療は体に優しい低侵襲治療の代表ですが、そのための治療法や医療機器は日々加速度的に進歩しています。当センター循環器内科では、常に最新の医療機器と技術により年間に1700例をこす心臓・血管カテーテル診断・治療を行なっております。当センターでは、心筋梗塞・狭心症の虚血性心疾患に始まり、難治性不整脈や他の心疾患、動脈や静脈の血管疾患などの多くの疾患に対し最新のカテーテル治療を行なっています。
 一方、当センター循環器外科チーム (心臓血管外科)においては、高齢者の多い虚血性心疾患(心筋梗塞・狭心症)に対し全国に先駆けて「体に優しい」低侵襲心拍動下冠動脈バイパス手術をおこなっており、800例を超える良好な治療実績で全国をリードしています。当センター外科チームでは低侵襲手術を基本理念に年間350例を越す心臓・血管手術を行い良好な成績をおさめています。
 また、当センターはステントグラフト治療認定施設として、従来は外科手術治療の対象であった大動脈瘤手術に対してもカテーテル室での低侵襲なステントグラフト治療を行なっております。従来は治療困難であった重症の大動脈瘤患者も安全に治療されております。2015年1月からは経カテーテル的大動脈弁置換術(TAVI)も開始されました(詳細はこちら)。
 更に、入院の必要な心臓カテーテル造影検査を外来での心臓CT検査に移行するなど、検査においても低侵襲化の努力をつづけています。
 当循環器センターはフロンランナーとして、常に最先端の「からだに優しく安全な」循環器医療を提供しています。

【体に優しい循環器治療】


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左写真:使用する細いカテーテル
わずか1〜2mm程度の細いカテーテルであらゆる循環器疾患の診断と治療を行ないます。

右写真:急性心筋梗塞に対する緊急カテーテル治療
重篤な状態でも最先端医療機器を併用する事で安全にカテーテル治療を行なっています。


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左写真:不整脈に対するカテーテル治療
今まで治療困難であった多くの不整脈がカテーテル治療で完治できるようになっています。術者は、不整脈治療のスペシャリスト山本克人循環器病センター長。

右写真:胸部大動脈瘤に対するステントグラフト治療
胸を開けることなく人工血管をカテーテルで移植する事ができます。


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左写真:大動脈瘤のカテーテル治療用のステントグラフト・デリバリーシステム

右写真:体に優しい心臓手術--心拍動下低侵襲冠動脈バイパス手術
人工心肺装置を使用せず心拍動下に手術を行なう。当センターにおいては、冠動脈バイパス手術で心臓を止める事はまずありません。

(4)高度最先端医療の提供

 高度循環器医療は、薬物治療からはじまりカテーテル、ペースメーカー、人工血管、人工弁、機械的補助心臓装置(IABP・PCPS)など、多くの医療機器とそれらに携わる多くの医療チームスタッフによって支えられております。当循環器センターは、これらの高度最先端医療を実践するために設立されたセンターで、そのための充分なハードとソフトを備えています。
 当循環器センターは、「県民の命を守る最後の砦」として、常に最新の高度最先端循環器医療を提供してまいります。


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高度最先端治療:薬物治療困難な重症心不全患者に対する最新の補助循環装置による集中治療
医療機器の進歩により今までは救命困難であった多くの重症心不全患者が救命できるようになっています。当循環器センターは、常に最新の高度最先端循環器医療を提供します。



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