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血液管理科

2018/07/31

 血液管理科は、9名(認定輸血検査技師および認定HLA検査技術者1名、臨床エンブリオロジスト1名、胚培養士2名含む)で血液管理業務と外来採血を中心に、生殖補助医療業務(エンブリオロジスト業務)や腎移植関連業務、造血幹細胞の保存管理業務を行っています。

  1. 血液管理業務
  2. 造血幹細胞の保存管理業務
  3. HLA検査センター業務
  4. 生殖医療補助業務
  5. 外来採血業務

1.血液管理業務

 血液管理室では、24時間体制で安全かつ適正な輸血療法を行えるよう、赤十字血液センターへ血液製剤の手配、保存管理、供給等を行っています。

 血液製剤には赤血球製剤(組織に酸素を供給)、血小板製剤(止血作用)、血漿製剤(凝固因子の補充)、アルブミン製剤(血漿膠質浸透圧の維持)等があり、今日では必要な血液成分のみを輸血する成分輸血が主流となっています。

 これらの血液製剤を厳しく温度管理された専用の冷蔵庫、冷凍庫等で保存管理しています。

 また、血液には寿命があり、有効期間が定められていますので、善意の献血によって提供された貴重な血液が無駄にならないように日々調整に努めています。

 輸血を必要とする予定手術では、患者さんご自身の血液(自己血)を医師、看護師とともに採血し、手術予定日まで専用の冷蔵庫で保存管理をしています。自己血輸血は、同種血(他人の血液)輸血の副作用を回避し得る最も安全な輸血療法であり、当院でも積極的に取り組んでいます。


自己血採血用ベッド、血液管理室

2.造血幹細胞の保存管理業務

 骨髄移植(BMT)や末梢血造血幹細胞移植(PBSCT)、臍帯血移植(CBT)のために採取した幹細胞の保存管理を行っています。


造血幹細胞を採取、保管するための機器

3.腎移植関連業務

 当院は県下で唯一の献腎移植施設です。血液管理科では高知県内の献腎移植希望者に対して、日本臓器移植ネットワークへの登録に関する検査、血清の保存及び輸送、また当院での生体腎移植に関わる業務に携わっています。組織適合性検査(HLAタイピング、リンパ球交差試験)は、検体検査室と協力して実施しています。

4.生殖補助医療業務

 生殖補助医療とは卵子を体外に取り出し、体外で精子と受精させて培養した後に子宮腔内に移植(胚移植)または凍結保存することです。現在、その施設数は日本で約500施設あります。その中で培養室の業務を担当するのが胚培養士および臨床エンブリオロジストです。当院では3名の臨床検査技師が生殖補助医療業務を担当しています。

 胚培養士の業務内容は、医師が採取した卵胞液からの卵子回収、精液検査、良好精子回収、顕微授精、媒精(シャーレ内で精子と卵子を混合・培養して受精を促す操作)、胚培養、胚移植、受精卵や精子の凍結および融解などがあります。また、採卵後や胚移植前には患者さんと直接お会いして、精子・卵子・受精卵の状態や治療中の心理状態など色々とお話し、不安やストレスを少しでも軽減してお互いの信頼関係を深めることに努めています。

 なお、当院では医師・看護師(不妊症看護認定看護師を含む)・胚培養士がチームとなり患者さんをサポートしています。スタッフ一同でわかりやすく、苦痛の少ない治療が出来るよう心がけ、患者さんに合わせた納得できる治療となるよう努力していますので、もしご縁がありましたら遠慮なくスタッフに声をお掛け下さい。良質な医療の提供だけでなく、患者さんの満足度向上にも繋がるよう頑張ります。

5.外来採血業務

外来採血室では患者さんのプライバシー確保や患者間違いを防止するために、採血業務支援システムを導入しています。患者さんの呼び出しは採血整理券番号で行い、廊下に設置したプラズマディスプレイや採血台にも採血整理券番号を表示し、分かりやすい表示に努めています。また、採血台を個別化することで、まわりを気にせずゆったりと採血を受けていただけます。採血台はすべて上下可動式ですので、患者さんに合わせて高さを調節できますし、車椅子に座ったままの採血も可能です。また、廊下のプラズマディスプレイには、採血整理券番号だけでなく、待ち時間や保留番号の表示もされているので、採血コーナーが混み合っている場合は、待ち時間を利用して他の検査(レントゲンや心電図など)にまわることもできます。
1日に約300人の患者さんを受け付けるには少し手狭ですが、外来採血室スタッフ一同、採血技術の向上とともに笑顔の対応を心がけています。なお、当採血室は、注射に係る処置などには対応できませんのでご了承下さい。


廊下のプラズマディスプレイ、採血整理券、外来採血




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