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救命救急センター センター長あいさつ

2017/01/04

救命救急センター長 西田  武司

 私は、2016年10月より救命救急センター長を拝命しました。前任の喜多村先生がご尽力されてきた体制をさらに発展させていきたく思います。ぜひともよろしくお願いいたします。
 高知県は東西に長い地形であり、山岳地形が面積のほとんど(山地率8〜9割)を占めており、山での事故や山岳地での急病人の発生があります。地形的特徴からも救急搬送に時間を要する原因となっています。また四万十川・仁淀川・吉野川などの清流として名高い河川、そして県南部は太平洋に面しており川や海での救急事案などもあります。
 さて、高知医療センター救命救急センターは、救急科専任の医師だけでなく他科や多くの他部門の協力のもと、様々な疾患に迅速に対応できるように病院全体の協力体制で維持されています。また、その所在地も高知市の南方にある高知新港に近い高台に位置し、高知県ドクターヘリやRAPID CAR(欧州型ドクターカー:ラピッドカー)も配置されているため、所在地でもある高知市はもとより、高知県全域の広い範囲の救急患者に対応しています。ドクターヘリはその機動性から陸路搬送では救命困難な症例から、救急患者の長時間搬送を回避することで救命率からQOLの改善まで寄与できます。また、ドクターヘリには高知医療センターの医師だけでなく、高知大学医学部附属病院・高知赤十字病院・近森病院などに勤務する救急診療に精通した先生方にもお手伝いいただき、高知医療センターだけでなく高知県内の急患対応が可能な病院でヘリポートと近い医療機関への搬送も行っており、まさに高知家として高知県全域の救急医療体制の維持に寄与しています。高知県ドクターヘリだけでは対応ができない場合には、高知県消防防災ヘリも救急患者への対応に尽力していただき、互いに連携して可能な限りの救急患者へ対応するべく協力しています。RAPID CARは医師が直接、救急隊と同じ現場に出向き、現場からの医療サービスの提供を行うことで治療までの時間短縮が可能であり、事実近隣の市や遠くは室戸や梼原近隣まで出動したこともあり、今後ますますの活躍が期待されます。
 本来ならば救急担当医師の活躍は喜ばしくはありませんが必要な医療と思っております。本年も地域医療に貢献すべく精進して参りたいと思います。
 皆さま方のご健康とご多幸をお祈り申し上げます。

救命救急センター長 西田  武司



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