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看護局長 久保田加代子

高知医療センターの“Heart Book”の最初にこんな言葉が書かれています。

医療は、患者さんと医療職員
どちらかの一方的なものではなく、お互いのものなのです
患者さんの十分な納得と、医療職員のわかりやすい説明
患者さんのより高い満足と、効果的で効率のよい診療体制
患者さんのプライバシが守られている喜びと
機能的で気持ちのよい施設と職員の対応
高度な科学としての医療を受けられること
安心で安全な医療を提供すること
患者さんとの信頼関係のなかでの
患者さんの立場にたった医療の実践
それは、心と心のふれあいのある
高知医療センターのめざすハートに届く医療
わたしたちは、ハートに届く医療の実践をお約束します
あなたの声を聴かせてください
みなさんのための高知医療センターを一緒につくり、育てていきませんか

 私は、この創設の基本理念に惹かれて、高知医療センターにやってきた者の一人です。
 地域から信頼される、心と心のふれあいのある医療を実践する県民・市民のための病院づくりは7年目を迎え、さまざまな困難を乗り越えながら、基本理念の実現に向けたチャレンジが続いています。
 社会や医療制度の変化によって、病院が果たすべき機能は変化し、医療職の一員である看護師に求められることも変化していきます。専門職としての看護師には、高度な専門性だけでなく、変化を見通す先見性、変化に対応できる率直さと柔軟性、そして看護という仕事への情熱が必要とされています。
 一方、時代は変化しても変わらないものが、患者さんにとっての最善をめざす医療のこころと、患者さんのいのちに寄り添う看護のこころだと思います。この二つのこころを見失うことなく、職種や働く場の違いを越えて同じ志をもつ仲間とともに、県民・市民のより健やかでより安寧ないのちの営みを支える存在となれるように努めていきたいと考えています。
 あなたの看護のこころを聴かせてください。
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