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高知医療センターは高知県で唯一の総合周産期母子医療センターとしてより高度な医療を必要とする妊婦さんと赤ちゃんの命を守る使命があります。2005年3月の開院当初、年間500件であった分娩数は年々増加し昨年度は700件に達しました。しかしながら、この増加数は母子が危険な状態であるハイリスク分娩が増えたからではなく、比較的リスクの低い分娩の増加が占めています。
分娩数が増えることで満床の状態が続き、空きベッドが減り、本来当院が引き受けるべきハイリスク妊娠、分娩をお断りせざるを得ない状況が年々増加しています。このままでは当院の使命が果たせないことになります。
そこで、平成23年7月以降の分娩予約に制限を設けさせていただくこととしました。具体的にはローリスクの方を対象とし、厚生労働省の研究班で作成された妊娠初期リスクスコアで3点以下の方、あるいは受診された時点で診察医によりリスクが少ないと判断された方です。
リスクが低いと判断された場合は、他院での分娩をお願いすることとなります。もちろん妊娠経過中にリスクが高まった場合は当院での妊娠管理に変更することを検討させていただきます。外来診察医とよくご相談ください。
里帰り分娩を当院でとお考えの方は、受診のご連絡をいただいた時点で、当院の状況を説明させていただいております。帰省前に現在の担当医の先生とよくご相談されてから(リスクの評価をしていただいてから)、受診してくださいますようお願い致します。受診の時点で分娩場所の変更をお願いする場合があることをあらかじめご了承下さい。
平成23年6月
高知医療センター産科長 林和俊
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