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腎臓内科・膠原病科
2020/06/12
総合的に腎疾患管理に取り組み、血尿や蛋白尿の二次検診から慢性腎炎、ネフローゼ症候群の精査、治療、さらに慢性腎不全の管理や腎移植まで腎疾患のすべての分野に取り組んでいます。
患者さんと御家族に、検査データ、治療方針、臨床経過をわかりやすくご説明することによって、医療に対するご理解を深め、積極的に治療に参加して頂き、一緒に協力して治療を行っていくことを目標にしています。
地域医療に携わる医療機関と密接に協力して、役割分担して、効率良く質の高い適切な医療をご提供できるように努力しています。
1. 認定施設:日本腎臓学会研修施設
外来
腎臓内科・膠原病科担当医(2020年6月現在)
担当医師
土山芳徳(科長)
出原悠子(主査)
西村誠明(非常勤)
2.外来担当表
3. 腎炎、ネフローゼ症候群の診断と治療
検尿異常で発見された腎炎やネフローゼ患者の診断と治療が中心になります。これには、腎生検による臨床病理学的診断を正確に行うことが不可欠です。
幸い多くの施設より御紹介頂き、腎生検は、2005年3月開院して、774例施行しています(2018年8月現在)。当センター病理部、高知大学、岡山大学と連携して、的確な病理組織学的診断を行い、活動性の強い腎疾患ではステロイド剤、免疫抑制剤、抗凝固剤、降圧剤を中心とする多剤併用療法を積極的に行っています。
4. 腎不全の治療
急性期は、救急科、集中治療科、循環器内科と連携を行い迅速に対応しています。慢性腎不全期は、外来にて、個別栄養指導、生活管理指導を行っています。さらに腎機能が低下した方には、血液透析、腹膜透析、腎移植の中で、治療法を選択しています。
5. 血液透析治療室の管理
慢性腎不全の透析導入、腎移植前後の透析、手術など他科治療のため入院した透析患者の透析を泌尿器科、移植科と連携して行っています。腹膜透析の導入、腹膜炎を合併した際の治療、カテーテルトラブルに対する治療も行います。また、特殊な血液濾過法としては、重症型自己免疫疾患に対する血漿交換療法や神経疾患への血液吸着療法、難治性ネフローゼや閉塞性動脈硬化症、アフェレーシス療法を積極的に行っています。
6. 全身疾患における腎疾患
腎疾患は糖尿病や膠原病などの全身疾患にも出現し、腎機能がその生命予後に関わるので、これらの全身疾患の管理も積極的に行っています。糖尿病性腎症、膠原病に関連した腎炎の治療は最も得意とする分野です。
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