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前立腺がんは血液検査で早期発見ができます

2014/04/14

前立腺がんは血液検査で早期発見ができます

前立腺がんは欧米諸国に多いがんです。アメリカでは、男性のがんの中では発生率で第1位、死亡率では第2位を占めています。これまで、わが国での発生率は欧米ほど高くありませんでしたが,
人口の高齢化や生活の欧米化とともに急激に増加しつつあります。日本でも、21世紀には男性の国民的がんになることが予想されます。

前立腺の位置としくみ


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前立腺は男性の膀胱の出口にあって、尿道をぐるりととりまいているクルミ大の器官です。前立腺液を分泌しますが、この液は精のう液と混ざりあって精液となり、精子を保護しています。つまり、前立腺は男性の生殖機能に重要な関わりをもつ器官です。


前立腺肥大症と前立腺がん

前立腺肥大症、がんとも高齢者に多く発生します。肥大症は尿道周囲の内線と呼ばれる部分から発生し、尿道を圧迫するため、オシッコが出にくい、トイレが近いなど排尿に関する症状があらわれます。これに対しがんは、前立腺の外側の部分(外腺)から発生し、一般にゆっくり成長、増殖するため、初期には自覚症状が少ないのが特徴です。


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前立腺がんの診断

前立腺がんの診断は血液検査(PSAの測定)と、肛門から直腸に指を入れて診察する直腸診や超音波検査やMRIなどを組み合わせて行ないます。なかでも、PSAの測定は早期発見に有用で、前立腺がんは血液検査で診断できるがんと言えます。

PSA(ピー・エス・エー)とは?


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PSA(前立腺特異抗原)は、前立腺で作られる蛋白質で、前立腺がんができると血液中に増えてきます。その値が高いほどがんの疑いが強くなります。PSAは4以下が正常で、4〜10では約30%、10をこえる場合には約60%の方にがんが発見されます。

前立腺がんが疑われたら?

PSAが高い場合には前立腺の生検を行ないます。
生検では肛門から細い超音波器具を挿入し、針を刺して小さな組織片を採取します。当院では一泊入院で検査を行なっています。専門の病理医が組織を顕微鏡で観察し、がんかそうでないかを診断します。

前立腺がんと診断されたら

コンピューター断層撮影(CT)や骨への転移を調べる骨シンチグラフィーなどを行ない、がんがどこまで広がっているかを調べます。これらの検査の結果から治療に移ります。治療は、病気の広がりに応じて、手術、放射線治療、ホルモン治療などを組み合わせて行ないます。前立腺がんは早期であれば完全に治すことができますし、たとえ進行していても有効な治療法があります。けっしてくじけることなく前向きに治療に取り組んでください。

前立腺がんの早期発見のために

前立腺がんの診断にはPSAの測定が有用です。採血だけの簡単な検査ですので、50歳以上の男性は症状がなくても年に1回はPSAの採血を受けるようにしましょう。




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