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がんサポートセンター 放射線治療
2018/03/28
当院では、2017年度より高精度放射線治療装置を2台導入し、放射線治療専門医や診療放射線技師、看護師など専門スタッフが各科の担当医と連携をとりながら治療を実施しております。
当院の高精度放射線治療装置の紹介
VresaHD

VersaHDはエレクタ社(スウェーデン)の最新(2018年現在)最高位機種であり、全身の様々ながんを治療できるよう設計された高精度放射線治療システムです。この治療装置は幅広い適応性があり各種放射線治療や、強度変調放射線治療(IMRT)、定位放射線治療(SIR)のようにより高精度な放射線照射が求められるがんの治療にも威力を発揮します。
高精度放射線治療を行う上で位置確認用の画像を取得し、治療時の照射位置誤差を2次元もしくは3次元的に計測・補正するIGRT(イメージガイド放射線治療)機能を搭載しております。
当機のIGRT機能として、装置に搭載したX線装置による2次元画像を利用したもの、装置を回転して得られた3次元画像(コーンビームCT)を利用したものの 他に、ExacTracシステム(ブレインラボ社製;ドイツ)を追加装備しています。また、光を使って体の表面の位置を監視して位置合わせを行う装置(Catalyst)や超音波を使用して位置確認を行う装置(Clarity)も装備しており、これにより放射線被ばくのない位置確認が可能となっています。
以上に加え、照射口にmMLC(マイクロマルチリーフコリメータ)を装着でき、頭部の定位放射線治療(SIR)のような小さな病変を集中的に照射する治療に力を発揮します。
Elekta Synergy(CT同室設置システム)

ElektaSynergyはエレクタ社(スウェーデン)の放射線治療装置であり、全身の様々ながんを治療できるよう設計された高精度放射線治療システムです。この治療装置は幅広い適応性があり各種放射線治療や、強度変調放射線治療(IMRT)、定位放射線治療(SIR)のようにより高精度な放射線照射が求められるがんの治療にも威力を発揮します。
高精度放射線治療を行う上で位置確認用の画像を取得し、治療時の照射位置誤差を2次元もしくは3次元的に計測・補正するIGRT(イメージガイド放射線治療)機能を搭載しています。
当機のIGRT機能として、装置に搭載したX線装置による2次元画像を利用するもの、X線装置を回転して得られた3次元画像(コーンビームCT)を利用するもの、治療装置とは別に治療室内に設置したCT装置によりX線画像を取得し利用するものがあります。
また、同室CT装置は腹部骨盤領域においても診断時CTと同等のX線画像が取得でき、高精度な位置照合が行えるシステム構成となっています。
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