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外来

先進的医療

先進医療について

先進医療は、医療技術ごとに、実施者、治療対象、治療法とその実績、医療安全など、厚労省の基準を満たし、かつ、実施承認を受けた医療機関でのみ行われる医療です。

先進医療は、厚生労働省が定める「評価療養」に該当します。
治療としては確立していても、保険診療として認められていない先進的な医療技術に対して、将来的に保険診療の対象にすべきかどうか、検討される段階にある医療です。

お支払額について

先進医療による治療を受ける場合、患者さんが支払う費用は、次の 1 と 2 を合算した金額です。

  • 1.先進医療の医療技術料は、現時点で、保険診療に認められていないため基本全額自己負担です。試験によっては試験事務局が負担する場合がございます。
  • 2.通常の治療と共通する部分(診察、検査、入院料等)は、保険診療が適用されます。(各種保険制度における一部負担金がお支払額となります)
  • 先進医療の技術料は、各種保険制度における「高額療養費制度」の対象とはなりません。
  • 先進医療の技術料、各種保険制度における一部負担金は、ともに所得税法上の医療費控除の対象となります。

当院で実施中の先進医療(臨床試験)

高知医療センターでは、次の先進医療を実施しています。

先進医療技術名 概要
術後のカペシタビン内服投与及びオキサリプラチン静脈内投与の併用療法
(治癒切除後病理学的StageⅠ/Ⅱ/Ⅲ小腸腺癌に対する術後化学療法に関するランダム化比較第Ⅲ相試験)
小腸腺癌は希少がんで標準治療がまだ確立されておらず、切除可能な局所に病巣が限局する小腸腺癌では「手術単独」での治療が日常診療で広く行われている現状です。再発予防のための手術後の補助化学療法は標準治療としてはまだ確率しておりません。
本試験ではこれまでの研究実績から最も効果的とされている化学療法を手術後に併用する群としない群に分かれて比較検討を行い、小腸腺癌の手術後の治療を確立する試験です。
術後のアスピリン経口投与療法
(StageⅢ治癒切除大腸癌に対する術後補助療法としてのアスピリンの有効性を検証する二重盲検ランダム化比較試験)
StageⅢの大腸がんの手術後、再発防止のために化学療法(抗がん剤治療)が必要な方を対象とする試験です。化学療法と併用してアスピリン製剤を使用する群と使用しない群に分かれてその効果を調べる試験です。