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呼吸器内科アピール

1.呼吸器内科とは

 当院は高知県における地域がん診療拠点病院であり、また、救急救命センターを持つことより、肺がん、各種間質性肺炎、肺炎などのほか、ARDSをはじめとする急性呼吸不全など症例は豊富で、呼吸管理症例も豊富です。1年間の肺癌の新規確定病名患者は平成18年の142例でしたが平成22年は168名と増加しています。がん診療連携拠点病院でもあり外来化学療法(外来化学療法室は23ベッド)も積極的に行っています。
 また、結核病棟もあり、呼吸器疾患の診療を全般にわたり、豊富な症例を経験できます。また、救急救命科、呼吸器外科をはじめ、放射線科、循環器内科、消化器科など他科との連携もスムーズで、呼吸器科の枠を超えた研修、診療も可能です。
 呼吸器外科と定期カンファレンスを持ち、診断治療を行っています。また、放射線診断科、放射線療法科とも密接に連携をとり、患者の状態に応じた集学的治療を基本としています。
 また、アレルギー疾患の診療も気管支喘息を中心に、診断治療を行っています。また、アナフィラキシー症例はH17年3月からH19年6月までに64例(病院全体)あり、エピペンの処方は当科で行っています。
 日本呼吸器学会認定関連施設、日本呼吸器内視鏡学会認定施設で、それぞれの専門医の受験資格の取得が可能です。

2.スタッフ

  • 浦田知之 高知大学H3年卒
  • 山根 高

3.取得手技

 気管支鏡(2010年は387例)、胸水穿刺、ドレナージ、局所麻酔下胸腔鏡検査(2010年16例)、気管内挿管、人工呼吸管理などは症例が豊富であり、十分に経験できます。経気管支超音波診断(EBUS)を用いた縦隔リンパ節等の生検や気管・気管支内腫瘍のAPCなどによる内視鏡治療も行っています。気道ステントは呼吸器外科で、気管支動脈塞栓術、CT下穿刺は放射線療法科で主に行っており、研修が可能です。

4.研修期間

 3年

5.募集人数

 3名程度

6.関連領域での研修

 呼吸器外科、放射線科、救急科など他科との連携は可能です。また、研修終了後の院外施設への転勤なども応援します。大学との連携はスタッフの出身教室である高知大学、徳島大学分子制御内科など。

7.その他

 症例も多く、救急もあるため、ハードかと思いますが、その分以上に臨床経験が得られると思います。
やる気のある方はぜひ、きてください。