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2020年度オプトアウトにより同意を取得する臨床研究一覧

承認番号

191102

診療科

血液内科・輸血科

申請者

藤下 惠悟

研究タイトル

非ホジキンリンパ腫に対する4週間隔のR-CHOP療法の効果評価を目的とした後方視的研究

研究内容

非ホジキンリンパ腫に対するR-CHOP療法は通常3週間隔で施行されているが当院では患者の都合から4週間隔で施行している。近年化学療法において規定された投与量と日程を遵守できる頻度を評価したrelative dose intensityが重要視されてきており当院での治療成績を後方視的に評価する。

研究期間

2020.3.17~2021.3.31

備考  

承認番号

201007

診療科

小児科

申請者

金澤 亜綿

研究タイトル

サイトメガロウイルス感染症の新生児・乳児例に対する抗ウイルス療法における副作用の頻度およびTherapeutic Drug Monitoring 実施時の至適採血回数についての後方視的検討

研究内容

サイトメガロウイルス感染症に対してガンシクロビルまたはバルガンシクロビルの投与を開始し長崎大学病院小児科及び薬剤部において診療支援を目的に各協力病院から検体を受け付け、TDM測定を実施した症例のうち、治療終了まで経過を追跡できた症例を対象として、既存の情報を用いて新生児・乳児のサイトメガロウィルス感染症に対して使用する抗ウィルス薬(ガンシクロビルまたはバルガンシクロビル)の副作用の実態(内容や出現時期、回復までの期間)を調査するとともに投与量調整のための血中濃度測定に必要な採血回数を少なくすることの影響について調査し、安全性を損なうことなく検査の負担を軽減する方法について検討を行う。

研究期間

2020.4.15~2020.12.31

備考  

承認番号

201001

診療科

婦人科

申請者

山本 寄人

研究タイトル

本邦における婦人科悪性腫瘍合併妊娠の調査

研究内容

本邦における婦人科悪性腫瘍合併妊娠の発生頻度・治療方法・予後を調査し、悪性腫瘍とその治療が妊娠・分娩・産褥にどのように影響したかを検討するとともに、新生児の予後についても検討する。

研究期間

2020.4.7~2024.3.31

備考  

承認番号

201024

診療科

看護局

申請者

北添 可奈子

研究タイトル

オピオイドを使用するがん患者に対する看護カルテ記述の現状調査

研究内容

オピオイドを使用するがん患者に対する痙痛評価、痙痛使用時のカルテ記述、麻薬レスキューベッドサイド配置の有無、がん性疼痛に関する看護診断の有無に関する情報をカルテ内から収集し、カルテ記述の遵守率や基準の浸透状況を知る。

研究期間

2020年6月10日~2020年12月31日

備考  

承認番号

201023

診療科

整形外科

申請者

山川 泰明

研究タイトル

大腿骨転子部骨折に対する髄内釘術における術中骨折の検討

研究内容

大腿骨転子部骨折に対する髄内釘術における術中骨折について、その影響する因子、術後成績など検討を行う。

研究期間

2020年6月10日~2020年12月31日

備考  

承認番号

201021

診療科

消化器外科・一般外科

申請者

稲田 涼

研究タイトル

腹腔鏡下直腸癌切除における技術認定医手術参加の有用性に関する検討

研究内容

腹腔鏡下大腸切除における内視鏡外科技術認定医が手術に参加することの短期及び長期の患者アウトカムに与える影響を検討する事を目的とする。

研究期間

2020年6月1日~2021年6月30日

備考  

承認番号

201020

診療科

消化器外科・一般外科

申請者

稲田 涼

研究タイトル

仙骨前腫瘍(Tailgutcystなど)の臨床病理学的特徴の検討

研究内容

仙骨前腔はTailgutcystなどの先天性嚢胞性病変の好発部位である.同疾患は稀少な疾患で有り,臨床病理学的な特徴について十分とは解明されていない.当院での診断,治療に関して検討を行い,仙骨前腫瘍の病態解明に寄与したい.

研究期間

2020年6月1日~2023年3月31日

備考  

承認番号

201018

診療科

泌尿器科

申請者

坪井 一朗

研究タイトル

HoLEP有効性に関する多施設後方視的研究

研究内容

HoLEP有効性に関して、2施設のデータを用いて、後方視的観察研究を行う。

研究期間

2020年5月27日~2030年12月31日

備考  

承認番号

201016

診療科

消化器外科・一般外科

申請者

岡林 雄大

研究タイトル

膵頭癌門脈合併切除例における血管切除範囲・再建法とその治療成績の検討-日韓多施設共同研究-

研究内容

膵頭部癌の門脈切除患者における血管切除範囲と短期。長期治療成績を検討する。

研究期間

2020年5月13日~2020年12月31日

備考  

承認番号

201013

診療科

脳神経外科

申請者

福田 真紀

研究タイトル

血行再建術開始を早めるための病院前および院内協力の重要性

研究内容

当院で行っている急性期脳卒中診療についての論文

研究期間

2020年5月8日~2021年3月31日

備考  

承認番号

201012

診療科

消化器外科・一般外科

申請者

稲田 涼

研究タイトル

人工肛門造設・閉鎖の治療成績に影響を及ぼす因子の検討

研究内容

直腸癌患者数の増加と共に人工肛門の造設を要する症例は年々増加している.また日常臨床で,大腸癌以外に対しても人工肛門を造設する機会は多い.本研究において,人工肛門を要する患者のQoL改善や治療方針決定の一助となる事を目的とし,治療成績と関連因子を検討する.

研究期間

2020年5月7日~2023年3月31日

備考  

承認番号

201011

診療科

消化器外科・一般外科

申請者

稲田 涼

研究タイトル

外科的治療を行った大腸癌患者の短期・長期成績に影響を及ぼす因子の検討

研究内容

大腸癌患者に対しては治癒切除が期待できる症例に関しては外科的切除が推奨されている。また治癒切除が困難な症例に関しても化学療法などを組み合わせた上で、外科的治療を行うことにより長期予後が期待できる事がある。今回、予後予測や治療方針決定の一助となる事を目的とし,周術期短期成績及び長期成績と、患者因子、治療因子、腫瘍因子に関する検討を行う。

研究期間

2020年5月7日~2023年3月31日

備考  

承認番号

201008

診療科

総合診療科

申請者

矢野 博子

研究タイトル

COVID-19に関するレジストリ研究

研究内容

確立された治療方法の存在しないCOVID-19において、治療として薬剤投与された場合を含め、登録症例について既存資料としての診療情報を収集する。

研究期間

2020年4月24日~2023年1月31日

備考  

承認番号

201017

診療科

脳神経外科

申請者

政平 訓貴

研究タイトル

脳腫瘍摘出術における5-Amino levulinic acid 製剤の内服が術中の血圧低下に与える影響に対する後方視的研究

研究内容

5-Amino levulinic acid製剤(アラベル?)は、腫瘍細胞を発光させる効果があり、2013年3月より、脳腫瘍(悪性神経膠腫)に対する術中診断補助薬として薬事承認された。しかし、アラベル?の臨床使用を開始して以降、因果関係は明らかではないものの麻酔導入後に異常な低血圧を呈するという事例が報告されている。本研究では、開頭脳腫瘍摘出術を受けた患者に対して後方視的研究を行い、5-Amino levulinic acid製剤の内服が術中の血圧低下に与える影響について検討し、より安全に使用するための施策を検討することを目的とする。

研究期間

2020/5/27~2024/3/31

備考  

承認番号

201030

診療科

血液内科・輸血科

申請者

三道 康永

研究タイトル

濾胞性リンパ腫におけるobinutuzumab治療に関連した血小板減少の観察研究

研究内容

初発進行期の濾胞性リンパ腫(FL)に対してのガザイバとトレアキシンの併用療法(GB療法)は国際共同第(3)相臨床試験(GALLIUM試験)でリツキシマブ併用化学療法群と比較して有意に無増悪生存期間延長するが、日本人症例は6例にとどまっており、GB療法に伴う血小板減少の詳細は不明である。本試験では後方視的に初発FLに対してGB療法を行った患者について診療録を元に情報を収集し、GB療法における予後と血小板減少に関わるバイオマーカーを探索する。

研究期間

2020.7.15~2023.3.31

備考

2018年4月1日から2020年3月31日までの間にGB療法を開始されている濾胞性リンパ腫と診断..(PDF:199KB)


承認番号

201039

診療科

医療情報センター

申請者

大崎 久美子

研究タイトル

院内がん登録とDPCを使ったQI研究(2018年症例)

研究内容

院内がん登録とDPCの一元管理を試み、がん医療の実態を把握するデータベースを構築するとともに、その活用法を検討することを目的とする。

研究期間

2020.9.30~2022.3.31

備考

がん診療均てん化のための臨床情報データベース構築と活用に関する研究(PDF:338KB)


承認番号

201041

診療科

耳鼻咽喉科

申請者

小桜 謙一

研究タイトル

救急搬送されためまい症例の検討

研究内容

急性期めまいは救急受診の原因で頻度の高い主訴であり、耳鼻咽喉科に関わる前庭障害から来る末梢性めまいが多いとされている。しかし、中には脳梗塞のような生命に関わり後遺症を残すような疾患もある。今回、救急搬送され入院した症例の患者背景、臨床症状、病名などについて後方視的に解析した。その結果を初期研修医に対してフィードバックし、急性期めまい診療に対しての理解や興味についてアンケートを取る。

研究期間

2012.1~2021.3

備考

臨床研究「救急搬送されためまい症例の検討」について(PDF:63KB)


承認番号

201045

診療科

放射線技術部

申請者

久米 利明

研究タイトル

肝臓における造影剤増強指数算出時の関心領域設定方法についての検証

研究内容

contrast enhanced index(CEI)は肝臓の線維化を群価するバイオマーカーとして報告されている。当指標はGd-EOB-DTPAによって造影された肝臓に対する腸腰筋の相対値として算出されるが、肝臓のRegion of Interest(ROI)による測定部位をどことするか(右葉及び左葉、クイノー分類等)で算出される値も異なる可能性がある。Proton density fat fraction(PDFF)の標準化に言及した報告では、解析手技が非常に煩雑な点が問題点として挙げられる。PDFFに関する先行研究では、ROIの設定方法に関する妥当性の検証が報告されており、CEIでも同様に、肝線維症を精度良く正確に評価できるROI設定法はどれか、どの部位を基準として指標を算出するのが最も良い相関が得られるか比較検肘を要する。当研究の目的はCEIにおけるROI設定の妥当性の検討を行うことにある。研究方法としては、造影剤による肝実質の変化率を造影前後でもコントラストが不変である腸腰筋に対する相対値としてCEIを算出する。肝実質が最も大きく描出されているスライスの腸腰筋に設定出来る最大の大きさのROIを設定し、肝臓に設定したROIとの比からCEIを算出する。クイノー分類による9カ所でROIの大きさは血管や腫瘍を含まない最大の大きさから得られたCEIをゴールデンスタンダードとする。

研究期間

2020.10.19~2021.7.31

備考

肝臓における造影剤増強指数算出時の関心領域1設定方法についての検証(PDF:117KB)


承認番号

201047

診療科

脳神経外科

申請者

福田 真紀

研究タイトル

血栓回収手技の院内統一の効果

研究内容

当院で治療を行った前方循環急性閉塞症例について、血栓回収に要した時間などを検討し、第36回脳神経血管内学会で発表する。

研究期間

2020.11.5~2020.12.31

備考  

承認番号

201044

診療科

消化器外科

申請者

戸嶋 俊明

研究タイトル

当院における閉塞性大腸癌に対する治療戦略-bridging to surgeryとしての大腸ステントと経肛門イレウス管の短期・中期成績の比較から-

研究内容

閉塞性大腸癌患者の手術成績の比較について、第121回日本外科学会定期学術集会で発表する。

研究期間

2020.10.15~2021.4.10

備考  

承認番号

201051

診療科

整形外科

申請者

山川 泰明

研究タイトル

大腿骨頚基部骨折および前額面剪断骨折の治療成績に関する後方視的調査-多施設共同研究-

研究内容

大腿骨近位部骨折のうち、大腿骨頚基部骨折は回旋不安定性があり、治療成績が不良とされる。その類似骨折である前額面剪断骨折はまれであり、骨折型から頚基部骨折よりも治療成績が不良と予想されるが明らかではない。前額面剪断骨折および大腿骨頚基部骨折を患者因子、治療成績において比較し、前額面剪断骨折の特徴を明らかにする。

研究期間

2020.12.2~2021.3.31

備考

大腿骨頚部・転子部骨折の治療を受けられた患者さんへ(PDF:108KB)


承認番号

201050

診療科

腎臓内科・膠原病科

申請者

土山 芳徳

研究タイトル

尿中糖鎖プロファイリングによる腎疾患の診断方法の開発(Extant-2研究)

研究内容

本研究の目的は、次の腎臓病を診断する尿検査診断キットの臨床性能を検証評価することである。IgA腎症、膜性腎症、微小変化型ネフローゼ症候群・巣状分節性糸球体硬化症、糖尿病性腎症、ループス腎炎、ANCA関連腎炎、高血圧性腎硬化症。腎生検時に採取する尿検体を用いて尿検査キットにより13種類のレクチンに結合する尿中糖鎖シグナル強度を測定する。臨床検査と組み合わせて、腎生検で得られた診断と検討し、診断のアルゴリズムの臨床性能を検証する。

研究期間

2020.12.10~2023.3.31

備考  

承認番号

201049

診療科

乳腺・甲状腺外科

申請者

大石 一行

研究タイトル

わが国における甲状腺未分化癌臨床情報データベースの作成

研究内容

甲状腺未分化癌は予後不良な稀少疾患で、未だ治療が確立されていない。診断、治療、予後などの基礎データを取得解析することで治療成績の改善につなげることを目的とする。

研究期間

2020.12.2~2028.3.31

備考  

承認番号

201055

診療科

血液内科・輸血科

申請者

藤下 惠悟

研究タイトル

骨髄系腫瘍に対する移植後シクロフォスファミドを用いた血縁者間HLA半合致移植後のWT1 mRNA値と予後における観察研究

研究内容

骨髄系腫瘍に対する移植後シクロフォスファミドを用いた血縁者間HLA半合致移植施行後のWT1mRNA値と予後の層別化に関するエビデンスの創出

研究期間

2021.1.5~2022.12.31

備考  

承認番号

201064

診療科

消化器外科

申請者

佐藤 琢爾

研究タイトル

食道癌術前化学療法の奏効と再発形式の関連を明らかにするための多施設共同後ろ向き観察研究

研究内容

食道癌術前化学療法が奏効した症例における再発形式を調査する。

研究期間

2021.3.2~2021.3.31

備考

食道癌の手術のため、当院に入院・通院された患者さんの臨床情報を用いた医学系研究に対するご協力のお願い(PDF:196KB)


承認番号

201067

診療科

呼吸器外科

申請者

岡本 卓

研究タイトル

2021年に外科治療を施行された肺癌症例のデータベース研究

研究内容

外科療法を受けた肺癌患者のデータベースを構築し、肺癌外科治療の現状を解析する。

研究期間

2020.10.1~2029.12.31

備考