文字サイズ: 標準 拡大
背景色:

総合周産期母子医療センター

看護部門【NICU内でおこなっているケア】

ディベロップメンタルケア

NICUに入院した赤ちゃんにとって、静かで暖かな保育器が、自分のお部屋になります。必要に応じて、点滴や心電図モニターなどの器械を体に付けます。できるだけ本来赤ちゃんが過ごすべき胎内の環境に近い状態にするため、赤ちゃんの周囲を丸く囲み、作り保育器内が暗くなるよう保育器を掛物で覆っています。少し早く生まれた赤ちゃんは、生まれて経験する子宮外で出会う様々なストレスに適応することができません。赤ちゃんの健やかな発育と発達には、様々なストレスから赤ちゃんを守り発達段階にあわせて、環境を整えてあげることが必要です。室内の照明を落として光刺激を減らしたり、音に気をつけながらケアを行い、赤ちゃんにストレスがかからず発育できる良い環境づくりに心がけています。

カンガルーケア

カンガルーのお母さんがおなかに赤ちゃんを入れて育てるように、早産の赤ちゃんたちをパパやママの胸の上で包んであげる抱っこです。カンガルーケアは、胸に赤ちゃんを縦抱きにして、パパやママの肌と赤ちゃんの肌とが直接触れ合うように抱っこします。その姿がカンガルーを連想させます。赤ちゃんの体温も保たれ、また、呼吸が安定するなどの利点があると報告されています。赤ちゃんとママ・パパとの心地良いスキンシップの時間でもあり、赤ちゃんへの愛着が形成されると言われています。赤ちゃんの状態が落ち着いてから開始しています。

リモート面会

少し早く生まれた赤ちゃんは、家族と一緒に生活できるようになるまで暫くの間入院が必要になります。赤ちゃんにとって家族の優しい声かけは、赤ちゃんの成長と発達を促す大切な愛情です。ご家族が遠方で赤ちゃんとの面会が難しい、ごきょうだいと赤ちゃんと面会をしたい、祖父母と赤ちゃんの面会をしたい、など赤ちゃんとご家族を繋ぐリモート面会を行っています。












○○ちゃんの成長記録

赤ちゃんの日々の出来事などを担当看護師が中心に記入しています。このノートは、ご両親が赤ちゃんへのメッセージや看護師が赤ちゃんの写真を撮影して記録している場合もあります。

赤ちゃん同窓会

NICU退院後も関わりをもち支援していきたいとの思いから2001年よりNICUを退院された児とその家族と毎年11月に「赤ちゃん同窓会」を開催してきました。NICU退院後のフォローアップと家族間の交流、情報交換の機会として「赤ちゃん同窓会」を開催しています。
 講演会を開催し、ご家族が子供の出生から現在に至るまでの成長の記録とご家族の思い出などと共に発表していただき感動と勇気をもらっています。
お楽しみ会やご家族との情報交換の場は、私たちにとっても、子供たちと一緒に楽しく過ごせる時間であり、毎年思い出に残るひとときとなっています。



赤ちゃん同窓会の様子