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基幹災害拠点病院
「基幹災害拠点病院」とは
大規模災害において発災初期より被災地内での迅速な医療活動の拠点になる「広域的な災害拠点病院」の機能に加えて、県下全域の「災害拠点病院」等関係諸機関の機能を強化する訓練・研修機能を有する病院です。
高知県では、本院が「基幹災害拠点病院」に指定されており、これに、高知赤十字病院、高知大学医学部附属病院を加えた3病院が「広域的な災害拠点病院」となっています。
「基幹災害拠点病院」の役割
県下全域の「災害拠点病院」等の災害時医療従事者に対する教育・研修・訓練、県内の消防機関、「災害拠点病院」等関係諸機関と連携した災害時の患者転送と緊急医療班派遣の調整等、広域的な災害時医療体制の構築を任務としています。
DMAT(Disaster Medical Assistance Team)の整備
隊員数(R2.4.1現在)
- 日本DMAT隊員:28名(統括DMAT 3名含む)
- 高知DMAT隊員:7名
出動実績
- 2007年3月13日:ボンバルディア機胴体着陸に出動
- 2011年3月:東日本大震災(DMAT:1チーム、医療救護班:4班)
- 2016年4月:熊本地震(DMAT:3チーム)
- 2018年7月:西日本豪雨災害(DMAT:1チーム)
災害に備えた施設整備
- 建築構造 免震構造
- 発電設備 灯油による発電(ガスタービン方式)で連続72時間使用可能
- 給水設備 災害用備蓄:水道約3日分、雑用約8日分
- 医療ガス 約6日分
災害時におけるドクターヘリ出動
屋上・地上ヘリポートを利用し、高知県ドクターヘリ、消防防災ヘリ、県警ヘリ等にて重症傷病者の緊急搬送に対応します。

災害備蓄倉庫
本院の災害備蓄倉庫には、万一に備えて簡易ベッド、応急用医療資器材(担架・天幕・医療セット・医薬品等)が備蓄されています。また院内には患者さん・職員用として3日分程度の備蓄食糧があります。
災害訓練・災害研修
DMAT隊員養成の活動や内閣府主催の訓練に積極的に参加しているほか、定期的に以下の訓練・研修を実施しています。
訓練
- 院内災害訓練(高知医療センター・高知県立大学 合同災害訓練)
- 高知県災害対策本部事務局等震災対策訓練(高知県) 他
研修
高知県からの受託事業として以下の研修を行っております。
- 高知DMAT研修
- エマルゴ研修
- MCLS研修
- ロジスティック技能向上維持研修
この他、高知県医療従事者等災害救急研修会(高知県)などの講師を行っております。
~ 高知医療センター・高知県立大学 合同災害訓練の風景 ~
