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嚥下調整食

嚥下食とは

 飲み込みや咀嚼といった嚥下機能の低下がみられる場合に、嚥下機能のレベルに合わせて、飲み込みやすいように形態やとろみ、食塊のまとまりやすさなどを調整した食事のことをいいます。

表1:学会分類2021(食事)早見表

日本摂食嚥下リハビリテーション学会では、嚥下食のレベルによって5段階に分類しています。

表2:高知医療センター嚥下食形態表

当院では、医師の指示のもと患者さんのレベルに合わせた『嚥下訓練食・嚥下調整食』を提供しています。




表3:学会分類2021(とろみ)早見表

また、嚥下機能の低下がみられる場合には、水分にとろみが必要となることがあります。日本摂食嚥下リハビリテーション学会では、とろみ付き液体を、薄いとろみ、中間のとろみ、濃いとろみの3段階に分類しています。



嚥下食を作ってみよう!

当院の管理栄養士が、簡単にできる嚥下食の作り方をご紹介します。

まずは、水分にとろみを付けてみましょう。



次は、お粥にとろみを付けてみましょう。



おかずも、ちょっとした一工夫で食べやすくなります。
(当院の嚥下やわらか食~移行食を食べている方におすすめ)