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画像検査科(超音波室)

画像検査科は5名の臨床検査技師が所属しており、超音波検査に従事しています。超音波検査士の資格(循環器領域、消化器領域、血管領域)も多数取得しています。
検査項目は多岐にわたり、心臓、腹部(肝臓、胆嚢、膵臓、脾臓、腎臓など)、表在(甲状腺、乳腺、皮下組織)、血管(頸動脈、上肢動脈、下肢動脈、腎動脈、下肢静脈)の超音波検査を行っています。

すべての検査は予約制です。予約以外の当日オーダーにもできるだけ対応していますが、検査予約を優先しています。

超音波検査装置

  • Philips社製 EPIQ 2台
  • GE社製 Vivid E9 1台
  • 東芝社製 Aplio500 1台
  • Canon社製 Aplio i700 1台

検査の概要

超音波は物にぶつかると反射する性質を持っており、反射の程度は骨、筋肉、血液、尿などにより異なります。超音波検査はこの性質を利用して、体内の組織を画像化する検査です。超音波室にある5台の超音波診断装置はすべて汎用機ですが、それぞれの特性を生かして使い分けをしています。

検査の実際

検査時間は15~30分程度ですが、検査内容によっては30分以上かかる場合もあります。
基本的に仰臥位や側臥位で検査しますが、下肢静脈の検査では座位や立位で行います。
エコーゼリーをつけて検査を行います。

検査時の注意事項

  • 腹部超音波検査の場合は食後、腸管ガスの影響で観察困難になることがあるので、絶食あるいは食後時間をあけていただきます。
    ご不明な点は主治医あるいは検査担当の臨床検査技師にお訊きください。

  • GE社製 Vivid E9(心臓用)

  • Philips社製 EPIQ経食道エコー検査で撮った心臓の3D画像
    立体的に心臓を見ることができます。

  • Philips社製EPIQ
    汎用型(心臓、腹部、表在、血管)

  • 東芝社製 Aplio500
    腹部、表在、血管用

  • 東芝社製 Aplio500で撮った頸動脈3次元エコー