一般撮影
一般撮影装置
胸部や腹部、手足などの各種X線写真を撮影します。撮影室は3部屋あり、撮影する部位や検査の内容によって使い分けています。
当院システムは全ての撮影装置をラットパネルディテクタ(FPD)に変更しました。 今までのシステムに比べ少ないX線で高画質な画像の撮影が可能となりました。
乳房撮影装置
3D(トモシンセシス)撮影可能な装置を導入しました。
トモシンセシスは、多方向から撮影した画像をもとに立体像を作成し、任意断面を表示する機能です。重なりの多い部分でも、視点を変えて診ることのできる乳房X線撮影の新しい技術です。
当院装置は±7.5°の範囲を低線量で15回の撮影を行います。撮影時間は4秒程度ですので圧迫時間も短く、負担の少ないスムーズな撮影が可能です。
また石灰化の鑑別の際に行うマンモトーム生検も対応しています。※検診マンモグラフィ撮影認定技師 8名
透視装置
通常のX線撮影は写真のような静止画です。撮影部位によっても異なりますが、ほとんどの撮影でX線は1秒未満しか出ていません。透視装置では継続してX線を出すことにより、静止画だけでなく、TVのような動画をリアルタイムに撮影することが出来ます。
胃透視の際使用するバリウムが体の中を流れていく様子や脊髄腔に注入した造影剤を撮影することにより、通常のX線撮影では詳しく見ることの出来ない消化管や、関節内構造などを検査することも出来ます。
歯顎断層撮影装置
口周りの全体像の写真を撮影することにより、歯牙や歯列、歯茎、顎の骨や関節の状態などを観察します。 その他にも、顎の関節のみを撮影する事や、頭部の精密な正面、側面像を撮ることもできます。
パノラマグラフィー
移動型X線撮影装置
撮影室に来る事が出来ない患者様は病室や手術室、救急外来で移動型の撮影装置を使用して撮影を行います。
※手術室及び、新生児集中治療室には専用装置を置き院内感染等無いよう配慮しています。
撮影装置一覧
一般撮影装置 | RAD speed Pro (SHIMADZU) 3台 DR CALNEO C 1417(FUJIFILM) |
---|---|
乳房撮影装置 | SELENIA Dimensions(HITACHI) |
透視装置 | Ultimax-i DREX-UI80(TOSHIBA) SONIALVISION G4(SHIMADZU) |
歯顎断層撮影装置 | Veraviewepocs(MORITA) |
骨密度測定装置 | Discovery(HOLOGIC) |
移動型X線撮影装置 | Sirius Star Mobile(HITACHI) 6台 |