口腔衛生科
口腔衛生科は7名の歯科衛生士と2名の歯科技工士が在籍しております。
Ⅰ.歯科衛生士
歯科衛生士は歯科口腔外科外来での診療補助、入院患者さんへの病棟口腔ケア、周術期口腔管理外来へのご案内などを行っています。
いずれも様々な病態に対する知識と、他職種との協働が必要とされます。状況に応じた診療補助や、個々の患者さんに応じた口腔ケアを実施し、口腔ケア方法の提案・口腔衛生指導を行っています。
診療補助
歯科医師と共に歯科口腔外科外来にて、埋伏抜歯や嚢胞摘出、良性腫瘍や悪性腫瘍の治療の他、障害者歯科の歯科診療補助や口腔衛生指導を行っています。
円滑な診療と、患者さんが安心して治療を受けられる環境作りを心がけています。
病棟口腔ケア
入院中の患者さんに対して、専門的口腔ケアを行います。
主に、無菌室や集中治療室に入室中の患者さん、摂食嚥下障害の患者さんやセルフケアが困難な方へのケアを行っています。
周術期口腔機能管理
全身麻酔下での手術や薬物療法及び放射線療法を行う患者さんに対し、口腔内細菌が原因となる合併症予防、口内炎等の口腔内への副作用発症リスク軽減を目的に、専門的口腔清掃や口腔衛生指導を行います。
合併症や副作用が発症した場合、予定している治療が円滑に行えなかったり、入院期間が延長する可能性が考えられます。
円滑な治療を行う為には、手術前より歯科受診を行い、口腔内の環境を改善しておく事が大切です。
患者支援センターでは歯科衛生士が口腔内評価をし、周術期口腔管理外来へのご案内を行っています。
認定資格取得者 | 人数 |
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日本有病者歯科医療学会認定歯科衛生士 | 2名 |
Ⅱ.歯科技工士
歯科技工士は歯科医師の指示に基づいて、かぶせ物や義歯など補綴物の製作・加工・修理を行っています。口腔外科・病院歯科ならではの手術前後で使用するマウスピース作製や術後の顎補綴、入院中の患者さんの義歯修理、インプラントの上部構造製作を専門性を持って行っています。