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おだやか9A

おだやか9A

看護管理者として大切にしていること(看護科長:畑山峰)

 看護師とは、療養上の世話又は診療の補助をする者とうたわれています。現在は、医療の高度化や複雑さから診療の補助が重視されがちですが、私は「療養の世話」を大切に患者さんやご家族に関わっていきたいと考えています。特に、高齢の患者さんはお家から病院という環境の変化への順応が難しいことが多くあります。そのため、お家で生活していたように洗面は洗面所で鏡を見ながら行い、食事はベッドから離れて行なうなど日常生活援助を行なうことを大切にしています。このような患者さんやご家族の生活に寄り添う看護ケアを提供させて頂くことで、看護師は患者さんの病状が回復されることを実感し、看護師としてのやりがいを感じ活き活きと働くことができると考えます。


私たちの看護実践

 循環器内科、心臓血管外科、糖尿病・内分泌内科の患者さんが入院しています。「循環器病センター」としての役割も担っており、内科的には、不整脈や心筋梗塞・狭心症、心不全などの疾患に対しカテーテル検査や治療、ペースメーカー植え込み術などを受ける患者さんが、退院後も安心して日常生活が送れるように心臓リハビリテーションを行っています。また、外科的には「体に優しい外科治療」をコンセプトに虚血性心疾患(狭心症・心筋梗塞)、心臓弁膜症、先天性心疾患、不整脈、心臓腫瘍、胸腹部大動脈瘤などの手術を受ける患者さんの術前術後の看護を行っています。
 循環器疾患や糖尿病の患者さんが再入院せず自宅で過ごすためには、食事管理や確実な内服、セルフモニタリングなどの生活指導が必要です。私達看護師をはじめ、多職種がそれぞれの専門性を活かし協働しながら、患者さんが早期自宅退院、長期自宅療養ができることを目指してチーム医療を提供しています。


部署教育の特長

 新人看護師は年間プログラムとともに部署独自の学習プログラムを組み込み計画的に学習できるようにしています。
 主に新人看護師・部署異動者を対象に、医師・看護師・薬剤師が講師となり学習会を行っています。心電図波形の基礎・不整脈・心電図の取り扱い方、心臓リハビリテーション看護、循環器科で使用する薬剤の知識、急変時の看護などです。循環器内科と心臓血管外科の医師による学習会も定期的に開催し、疾患や治療についての知識、理解を深めるよう取り組んでいます。
 また、慢性心不全看護認定看護師が中心となり、心不全患者の看護などを部署研修の開催やOJTによる学びの機会を設け、専門的な看護が提供出来るように努めています。