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医療技術局

医療技術局長からのご挨拶

 高知医療センター医療技術局は、臨床検査技術部、放射線技術部、リハビリテーション技術部、臨床工学技術部の4部で構成され、臨床検査技師、診療放射線技師、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、歯科衛生士、歯科技工士、臨床工学技士、視能訓練士、准看護師など11種類もの多職種の専門職員が所属しています。総勢119名のスタッフが、互いの専門技術を尊重し協働連携して医療技術を提供しています。

 スタッフそれぞれ病院の中での役割は違いますが、医療センターの基本理念である「医療の主人公は患者さん」という思いはみな同じです。患者さんのために何ができるか、どうするのが最善かを考えながら日々の業務に取り組んでいます。コロナ禍以降、たくさんの制限のある4年間でしたが、昨年からは学会や研修会が現地開催されることも多くなり、やっと以前のように院外の方々と自由に交流することができるようになりました。学術活動や研修会への参加によって新しい情報を取り込み、自分たちのスキルを向上させ、各種の認定資格や新しい技術の習得で日々研鑽を積み重ねて、質の高い医療技術を提供できるように取り組んでいます。

 また、近年の働き方改革に伴い私たちの働き方も変革期に入りました。ワークライフバランスの充実によりスタッフ一人ひとりがいきいきと働き続けることのできる環境を整備して行きたいと思っています。タスクシフト/シェアによる新しい業務にも取り組んでいかなければなりません。その一つとして、この4月から臨床工学技士によるスコープオペレーター業務を始めとした新しい業務が始まります。私たちは時代の変化に沿って進化し続けるスペシャリスト集団でありたいと思っています。

 これからもチーム医療の一員として、私たちの持てる医療技術を患者さんのために提供していきますので、どうぞよろしくお願いいたします。

2024年4月1日
医療技術局長 西森 由加里