高知県立大学健康栄養学部との包括的連携事業
高知医療センター栄養局と高知県立大学健康栄養学部では、臨床の場と教育の場がお互いに協働して、栄養管理、給食管理の質の向上、教育の向上を目指すことにより、両者の組織がより強力な力を発揮することを目的として、包括的連携事業を行っています。
動画「カリウムの摂取に注意」野菜・果物編作成
高知医療センター管理栄養士・高知県立大学の学生が出演しています。腎不全でカリウムを注意されている方は是非ご覧ください。
高知県立大学健康長寿センター
【腎臓病の方必見!】管理栄養士さんと考える正しい果物の摂り方はコチラからご覧いたけます。
「みんなで学ぼう高血圧」高血圧についての勉強会を開催
2023年11月20日、医療センター1階研修室にて4年ぶりの集合型にて開催しました。高知県立大学健康栄養学部 村上尚学部長による高血圧についての講義に始まり、高知医療センター管理栄養士による食事の話、健康栄養学部の学生さんによる減塩についてのワンポイントアドバイスと盛りだくさんな内容で実施しました。
参加者の皆様からは、様々な質問もあり、集合型の教室によるメリットも再確認しました。
始めよう・続けよう減塩生活ガイドブック
高知医療センター・高知県立大学包括的連携協議会健康栄養連携部会の事業の一環として、令和3年度に「減塩生活ガイドブック」を作成しました。
このガイドブックは、高血圧症や心血管疾患、脳血管疾患の動脈硬化性疾患や慢性腎臓病など、様々な疾患の食事療法の基本である減塩のコツを記載しています。簡単に取り組める調理の工夫、食べ方の工夫、食材の工夫などを掲載していますので、ぜひPDFファイルをダウンロードしていただき、「高知あいうえお塩分表」と合わせてご活用ください。
2022年3月
高知医療センター・高知県立大学包括的連携協議会 健康栄養連携部会
始めよう・続けよう減塩生活ガイドブック(PDF:6.2MB)
高知あいうえお塩分表
このたび、高知医療センター・高知県立大学包括的連携協議会健康栄養連携部会の事業の一環として、平成26年度に作成した「高知あいうえお塩分表」を、高血圧治療ガイドラインの血圧分類の変更に伴い、令和3年度事業にて改訂しました。
食塩の摂取量を気にしている方にとって、食品や料理の食塩量を推測することは難しいものがあります。この塩分表は、食材や料理に含まれる食塩1gに相当する量が簡単に分かるように、食材・食品名の頭文字をあいうえお順に並べた一覧表になっています。高知県内でよく食べられている食品や料理(伝統食等)を取り入れ、高知県民のニーズに合った内容に仕上がりました。また、裏面には、生活習慣の改善や減塩の工夫についてのポイントなどを掲載し、両面で活用できます。作成には高知県立大学健康栄養学部の学生、教員および高知医療センター栄養局の共同で取り組みました。
ぜひ、PDFファイルをダウンロードして、職場・ご家庭などで自由にご活用ください。「高知あいうえお塩分表」が、食塩制限が必要な方のみならず、ご家族ともども食生活改善と健康な体づくりにつながれば幸いです。
2022年3月
高知医療センター・高知県立大学包括的連携協議会 健康栄養連携部会
慢性疾患を有する患者さんを対象とした料理教室
2021年3月16日、糖尿病の患者さんとそのご家族の方により充実した生活を送ってほしいという願いから、第1回目の糖尿病勉強会を開催しました。今回はコロナ感染防止対策として密を避けるために、初めてZoomアプリを使用したWeb配信としました。前半は、高知県立大学健康栄養学部村上尚教授から「糖尿病の基礎知識」と題して、合併症や服薬について講演があり、後半は高知医療センター栄養局管理栄養士から「糖尿病の食事療法」について血糖コントロールを行うための食事のポイントをお話ししました。19名の参加があり、質問コーナーでは積極的な発言もあり有意義な勉強会となりました。
第8回料理教室
2019年12月7日、第6回目となる慢性腎臓病のための料理教室を実施しました。昨年改訂した「慢性腎臓病(CKD)患者さんのための食事療法の手引き」を参考に、冬の献立を作成しました。当日は12名の方に参加して頂き、慢性腎臓病についての講義、献立の説明、調理、試食を行いました。「腎臓食とは思えないくらい美味しくて食べ応えがある」などの意見が聞かれ、参加者の方々の情報交換の場にもなり、実りある会となりました。
過去の料理教室
「慢性腎臓病(CKD)患者さんのための食事療法の手引き」を改定(2018年)
2013年度に作成した「慢性腎臓病(CKD)患者さんのための食事療法の手引き」を改定し、おすすめ四季のメニューを一新しました。
前回に引き続き参考にしていただけると思います。当院の外来時、入院時、栄養指導時などにご希望があれば冊子をお渡しできます(配布数に限りがあります)。今年度より掲載メニューを用いた料理教室も行っていますので、ぜひご参加ください(次回は未定です)。
下記より印刷も可能となっておりますので、食事療法のためにどうぞご活用ください。
生活習慣病予防のためのレシピブック(2015年)
主に糖尿病・肥満で食事療法を行っている患者さんに、食事指導の際にお渡ししています。
患者さんの「夢みる食べもの」カレンダー(2012年、2013年)
- 慢性疾患治療中の患者さんによる「食」をテーマにしたイラスト入りのカレンダー作成に取り組んでいます。
- カレンダーには患者さん自身が描いたイラストとともにそれぞれの思いがかかれています。同じ病気と闘っている患者さんや家族に勇気を与えること、患者さんの「食」に対する思いを知ることで今後の食事療法や栄養療法に役立てることを目的としています。
- 患者さんや県民・市民の皆様に無料で配布するとともに、高知医療センターの患者さんのお部屋にも飾られています。
PDFファイルを開くにはAdobe Readerが必要です。
Adobe Readerは、無料で以下のリンクからダウンロードできます。
「Adobe Reader」のダウンロードはこちらです。