抄読会
最新文献紹介
2026年
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| 日付 | 2026年2月10日 |
|---|---|
| 担当 | 浦田 |
| タイトル | High-grade B-cell lymphoma, not otherwise specified: an LLMPP study |
| PMID | 40674706 |
| 著者 | Brett Collinge |
| 文献 | Blood Adv |
| 要旨 | HGBL-nosの遺伝子・病理学的解析。GCB型は6割、ABC型は2割強となったがLymphgenによる分類は多くの症例で分類不能となった(ID3、MYC、CCND3、TP53などBLで認められる変異を有しているため)。一方でDzsing陽性は45%と高く特にMYC転座陽性の場合はほぼDzsig陽性だった。予後はGCB型で良く、ABC型は強力化学療法をしても非常に予後不良だった。Dzsig陽性の場合は治療強化で予後改善する傾向あり。Blastoid/中間型など形態学的な違いはCOOとは関連しなかった。 |
| 日付 | 2026年1月27日 |
|---|---|
| 担当 | 北村 |
| タイトル | Post-Transplant Cyclophosphamide-Based Graft-Versus-Host Disease Prophylaxis After Mismatched Unrelated Donor Peripheral Blood Stem Cell Transplantation |
| PMID | 40523209 |
| 著者 | Monzr M Al Malki |
| 文献 | JCO |
| 要旨 | HLA不適合非血縁ドナー/MMUD(7/8適合以下)からのPBSCTに対するPTCy+TAC+MMFの成績を評価した前向き試験。 対象は適合ドナー不在の寛解期造血器腫瘍(多くはAML)患者でドナーは35歳以下の若年者に限定し、DSA陽性の場合は除外。年齢中央値はMAC/RIC群で65/46歳。 1年OSはMAC/RIC群でそれぞれ83.8/78.6%、1年NRMはそれぞれ10.8/12.9%。GradeⅢ-ⅣのaGVHDそれぞれ8.0/10.0%、中等症以上のcGVHDも10.3/8.6%と比較的低率で、安全性は良好だった。再発は1年で2割程度でCMV再活性も2割程度(予防薬の使用は不明)。 HLA不適合の部位による成績の違いは検討されていない。 |
| 日付 | 2026年1月20日 |
|---|---|
| 担当 | 岡 |
| タイトル | Routine prophylaxis with levetiracetam offers no benefit in CD19 CAR-T for LBCL: a multicenter propensity-matched study |
| PMID | 40779573 |
| 著者 | Eugenio Galli |
| 文献 | Blood Adv |
| 要旨 | CD19-CAR-T(主にaxi-cel)の予防的なレベチラセタム/LTV使用を評価した多施設傾向スコアマッチ解析(症例数254名 全例投与する施設が2つ、全例投与しない施設が1つ)。年齢中央値は58歳で67歳以上の患者はいない。 ICANS発生率はLVT非投与群32.3%に対し投与群37.1%(P=0.29)、重症(Grade2–4)も15.1% vs 16.1%(P=0.80)で差を認めず、OS/PFS、非再発死亡、再発率には有意差はなかった。 一方で、LVT投与群では早期の血球減少/ICAHT(Grade2–4)やGrade2-4のCRSが有意に増加した。それぞれ(37.3% vs 63.9%, P<0.001、26.8% vs 57.9%, P <0.001) 多変量解析でLVTはICAHTの独立因子したリスク因子となったが解析は3施設に限られており施設間バイアスの影響は除外できず観察研究のため残存交絡の可能性がある点に注意。また高齢者の評価は出来ていない。 |